古今集序文 付[白桜十字詩の逸話] 写本[公用文書用の罫線紙に墨書き]


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Seller hekijin_0629
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Auction Detail
Product Qty 1
Starting Price 2500 JPY
Starting Time Sep/21/2024 06:10:03
Ending Time Sep/28/2024 06:10:31
Condition used60
Auction ID j1066224681
Original Japanese name 古今集序文 付[白桜十字詩の逸話] 写本[公用文書用の罫線紙に墨書き]

Item Description

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26.1×19㎝ 紙縒り綴じ。
全7枚

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 1枚表に 古今集序文 とあり。
*古今集序文   1枚表~6枚表

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*備後三郎高德か事 太平記 7枚目

 『太平記』巻四「備後三郎高徳事付呉越軍事」
            《白桜十字詩》の逸話が記されている。
      《フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』》
概要。元弘2年(1332年)、後醍醐天皇は、先の元弘の変に敗れ隠岐へ遠流となる。この時高徳は、播磨・備前国境の船坂山において、一族郎党二百余騎で佐々木導譽ら率いる五百騎の天皇護送団を強襲、後醍醐天皇の奪還を画策するが、天皇一行の移動経路誤判によって失敗に終わる。
 高徳は天皇一行を播磨・美作国境の杉坂まで追うものの、その時既に天皇一行は院庄(現在の岡山県津山市)付近へ達しており、完全な作戦失敗の前に軍勢は雲散霧消してしまった。
 その際、高徳ただ一人が天皇の奪還を諦めず、夜になって院庄の天皇行在所・美作守護館の厳重な警備を潜り侵入する。やがて天皇宿舎付近へ迫るも、それまでの警備とは段違いな警護の前に天皇の奪還を断念、傍にあった桜の木へ「天莫空勾践 時非無范蠡」(天は春秋時代の越王・勾践に対するように、決して帝をお見捨てにはなりません。きっと范蠡の如き忠臣が現れ、必ずや帝をお助けする事でしょう)という漢詩を彫り書き入れ、その意志と共に天皇を勇気付けたという。
 因みに、朝になってこの桜の木に彫られた漢詩を発見した兵士は何と書いてあるのか解せず、外が騒々しい為に何事か仔細を聞いた後醍醐天皇のみこの漢詩の意味が理解できたという。
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【刊期等】不明。
 使用用紙が、ひとところまで役所などで使われていた「公用文書用罫線紙」らしいものであることから、筆写時期は明治以降だと思われる。(ただし、江戸時代の本にその罫線紙が使われていたのを見たことはある。)

※全体的に、経年によるくすみ、汚れあり。
※経年による紙の劣化、変色、斑点状の染み、多数あり。
※梱包材の再利用に努めています。ご理解下さい。