











VHS コアーズ Unplugged ザ・ロイヤル・アルバートホール (1998) Live The Royal Albert Hall St. Patrick's Day the Corrs unplugged MTV
Seller: lyiwx51206
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Auction ID: | k1183026579 |
Original Japanese name: | VHS コアーズ Unplugged ザ・ロイヤル・アルバートホール (1998) Live The Royal Albert Hall St. Patrick's Day the Corrs unplugged MTV |
Item Description
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AMVY-8176
the Corrs
ザ・コアーズ
アンプラグド unplugged
1 夢の中で抱きしめて
ONLY WHEN I SLEEP
[2] ホワット・キャン・アイ・ドゥ
WHAT CAN I DO
3 レディオ
RADIO
44 トス・ザ・フェザーズ
TOSS THE FEATHERS
5 エヴリバディ・ハーツ
EVERYBODY HURTS
6 ドリームス
DREAMS
HUNAWAI
8 遥かなる想い
FORGIVEN NOT FORGOTTEN
9 アット・ユア・サイド
AT YOUR SIDE
10 リトル・ウイング
LITTLE WING
1 ノー・フロンティアーズ
NO FRONTIERS
12 クイーン・オブ・ハリウッド
QUEEN OF HOLLYWOOD
13 オールド・タウン
OLD TOWN
14 エリン・ショアー
LOUGH ERIN SHORE
15 ソー・ヤング
SO YOUNG
143
LAVA
NINER
MUSIC
VISION
アコースティックと言わずに、 “アンプラグド”。 そ の粋なネーミングと同時に、エリック・クラプトンの ライヴ盤が大ヒットしたことで、90年代前半 「MTV アンプラグド」は、MTVの看板番組となり、 “アン プラグド”は、ひとつの流行語となった。 アーティス トが自分のヒット曲を中心に、 それをプラグを使わな い、つまりアコースティック楽器で演奏する。 一見普 遍的でありながらも、その曲の隠れたもうひとつの顔 を披露することになり、ライヴ演奏は、視聴者に新鮮 に映り、人気を博すようになった。
ご存知の方も多いとは思うが、この「MTVアンプ ラグド」 は、 MTVの番組制作者に「何かおもしろい 企画はないか」と、アイディアを求められたシン ガー・ソングライターのジュールズ・シアーが発案し たもの。 第1回の放送は、もちろんジュールズの出演 で、89年11月26日に放映された。 それから約10年。 ボブ・ディラン、10,000マニアックス、マライア・キャ リー、 R. E. M., ニルヴァーナ、クランベリーズ、 トニー・ベネットなど、数多くのアーティスト、バン ドがアンプラグドでパフォームしてきた。 そんな音楽 界にひとつの歴史を作った番組が、 新しい時代を前に 終了することになり、最後のシリーズとして、複数の アーティストがそれぞれ番組に出演した。 アイルラン ド出身のコアーズもそのうちの一組。 ひと足先にCD がリリースされ、 今回映像作品である本作の発売と なった。 内容的には日本盤CDと収録曲目は同じだ が、曲順が異なる。 こちらの方は編集を加えず、 当日 のライヴ演奏の模様をそのまま収録しているようだ。
番組の収録は、ニューヨークのMTVスタジオでは なく、コアーズの母国アイルランドの小さな街、 ウィックロウにあるスタジオで行われた。 映像を見る 限りは、それほど広くはなさそうだが、 メンバーと バックバンドの他に、 10人以上のストリングスと ホーンセクションも入っている。
なぜウイックロウが会場に選ばれたのかはわからな いが、 この街はダブリンから車で1時間ちょっと、南 へ走らせたところにある海辺の街。 岬から見た海がと ても美しいところだ。 その美しさも景観とか、海の透 明度とかではなく、雲の動きによって刻々と変化する 空の表情、 そして、 それに合わせて変わっていく海の 色。 しかも、その色が単純なブルーとかじゃなく、グ レーがかったブルーと薄いグリーンが微妙に入り交 じったもので、3年ぐらい前に訪れた時、その神秘的 な風景に心奪われ、いつまでも見ていたい気分におそ われた。その岬から街を見渡した時、このようなスタ ジオがあるとは思えなかったけれど、とにかくコアー ズのアンプラグドは、そこで収録された。
場所的な話で付け加えると、コアーズの4人は、ダ ブリンから南下せず、北上したダンドークの出身。 こ の街からはラルーといったデュオも出ているが、 99 年12月に自治政府が発足し、やっと和平への道を歩 み始めた北アイルランドとの国境にある街だ。国境と いっても検問があるわけではなく、一度電車で通過し た時は、見えない国境線にとても複雑な気持ちになっ た。もともとはアイルランドというひとつの国なの に、この街の向こうは、長年カトリック派とプロテス タント派が対立し、紛争を繰り返してきたのかと。 異
邦人の私でさえ、そんなことを思うのだから、地元の 人達、コアーズのメンバーもどんな思いでそれを見て きたのだろうか。
私がダンドークの街を見た時は、 寒風が吹き荒れる 12月だった。 海岸には当然誰もいなくて、 アイリッ シュ海から吹き込む強風に枯れ草が揺れており、バイ キングの襲来に備え、8世紀頃に作られた石の壁の名 残りが寂しさを倍増させていた。重く垂れこめた灰色 の空。 あのモノクロームの風景は、人を内省的にし、 メランコリックな気持ちにさせる。 ダンドークの海岸 を車窓から見た時、コアーズのルーツに多少触れられ たような気がした。 ダンドークの街に降りることはな かったが、聞いた話によれば、 ダブリンなどの都会と は違い、まだ伝統音楽が人々の生活のなかに溶け込ん でおり、 演奏出来る人も多いとか。 コアーズは、アイ リッシュ トラッドのグループではないが、 ルーツが そこにあることは、このライヴ映像を観てもわかるは ずだ。
基本的にはコアーズは、長男のジム・コアーがギ ター、長女のシャロンがバイオリン、次女のキャロラ インがドラムスで、三女のアンドレアがリード・ ヴォーカルという編成だが、 映像を観て、他の楽器も 演奏しているじゃないか、と思われた方がいるかもし れないので、軽くご紹介を。 まず、ドラムスのキャロ ラインが前方の椅子に座り、演奏しているタンバリン 風の打楽器は、 パウロンという伝統楽器。 一見単純に 叩いているように見えるが、シンプルな構造だけに、 いい音を出すのは難しい。 キャロラインのように、 直 接手で叩いたり、スティックを使って演奏する。 ま た、ヴォーカルのアンドレアが「トス・ザ・フェザー ズ」などで演奏する縦笛は、 ティンホイッスルと呼 ばれるもので、アイルランドではとてもポピュラーな 楽器。 お土産店でも売っている。
演奏は、 「夢の中で抱きしめて」から始まり、 全15 曲。 このうち 4 「トス・ザ・フェザーズ」、 7 「ランナ ウェイ」 8 「遥かなる想い」の3曲がデビュー・アル バム 「遥かなる想い」から。
1 「夢の中で抱きしめて」、 2 「ホワット・キャン・ア イ・ドゥ」 10 「リトルウィング」、 12 「クイーン・オ ブ・ハリウッド」、15 「ソー・ヤング」の5曲は、97年 発表の2ndアルバム『トーク・オン・コーナーズ」 か ら。
3 「レディオ」、 9 「アット・ユア・サイド」の2曲が 新曲。 5 「エヴリバディハーツ」は、米国のバンド、 R. E. M. の93年に全米で29位になったヒット曲 のカヴァー。 6 「ドリームス」は、98年に発表された 「噂~フリートウッド・マック トリビュート・アル バム」 の中で、 コアーズがカヴァーした曲。 11 「ノー・ フロンティアーズ」は、同じアイルランド出身の女性 シンガー、 メアリー・ブラックのカヴァー。 オリジナ ルは、彼女が90年に発表した同名タイトルのアルバ ムに収録。 13 「オールドタウン」は、70年代から80 年代にかけて活躍したアイルランド出身のロック・バ ンド、シン・リジィのベーシスト、フィル・ライノッ トが82年に発表したソロ作品 『The Phil Lynott Al-
bum」 からのカヴァー。 14 「エリン・ショアー」は、ア イリッシュ トラッド。
収録曲は、 以上のようになっているが、意外にカ ヴァーが多い。 まず、アイルランドの伝統歌が2曲。 アイルランドでは当然多くの人が伝統歌を演奏する が、そのなかでどうアレンジを工夫し、 自分達の個性 で、 耳慣れた曲を新鮮に聴かせるかが、 腕の見せどこ ろ。 コアーズの場合は、 伝統楽器で演奏しながらも、 さらりとアカ抜けた雰囲気に仕上げるのがコアーズら しさだろう。 また、 伝統音楽ではないが、 メアリー・ ブラックとフィル・ライノットのアイルランド系アー ティストのカヴァー も2曲。 そして、 R. E. M. と フリートウッド・マック。 2ndアルバムに収録の「リ トルウイング」もジミ・ヘンドリックスのカヴァー だから、 15曲中7曲がカヴァーということになる。ま た、カヴァーのなかで珍しいのが、 メアリーの「ノー・ フロンティアーズ」をリード・ヴォーカルのアンドレ アではなく、 シャロンとキャロラインの2人が歌って いる。
CDで聴くライヴの臨場感もなかなかよく、感動す ることがあるが、やはり映像には勝てないのでは。 「ラ ンナウェイ」 の最後にピアノの演奏をしくじったキャ ロラインの表情とか、 それに対するメンバーおよび観 客の反応 海外からのニュースを読み、 知ってはいた が、改めて薬指に大きな指輪が光っているのを見る と、本当にシャロンは、婚約したんだ、なんて妙に納 得したり。 それに何台のTVカメラを入れているんだ ろう。バックバンドを含む、メンバー全員の演奏、 表情を実にうまくとらえており、なおかつすごく丁寧 で、細かい編集がされているから、 映像自体が変化に 富んでいる。 繰り返し観ても飽きない作品に仕上がっ ていると思う。
コアーズは、前述したとおり、 コアー家の兄妹4人 によって、90年に結成されたグループ。 当初はダブリ ンのクラブなどで演奏していたが、4人の演奏を気に 入った人物の仲介で、デヴィッド・フォスターに紹介 され、世界的なデビューのチャンスを掴む。 彼のレー ベルと契約したコアーズは、95年に1stアルバム『遥 かなる想い」をリリース。 続いて、 97年に2ndアル バム『トーク・オン・コーナーズ」を発表。 その前に デンマークでのライヴの模様を収録したアルバム 『ザ・コアーズ・ライヴ」もリリースしている。 前作 から2年近く経ち、 そろそろ3rdアルバムを期待し たいところだが、 新曲「レディオ」を紹介する時に、ア ンドレアが少し触れたように、 現在ニュー・アルバム をレコーディング中とか。 2000年には聴けることに なりそうだ。
彼らのライヴは、以前観たことあるが、こうやって 自分の部屋でその映像をリラックスしながら観ている と、改めて家族で一緒に演奏できることがうらやまし く思えてくる。 産業、経済の発展という価値観だけで は計り得ない豊かさがアイルランドにはある。 バック のストリングスの人達の表情もとても好きだ。
99年12月 服部のり子
取扱及び保管上のご注意] 再生上のトラブル、テープの劣化、損傷の原因となりますので、以下のこと をお守り下さい。 ●カセットの破損、変形、ラベルはがれのあるものは使用しないで下さい。 ●カセッ トを分解したり、テープを引き出したりしないで下さい。また、テープをアルコール等の薬品でふかな いで下さい。 ●直射日光の当たる場所や、高温・多湿の場所には保管しないで下さい。 磁気に近づ けたり、磁気のそばには置かないで下さい。 ●カセットは再生途中で取り出さないで下さい。必ず、テー プの頭まで巻き戻してから取り出して下さい。 カセットは再生機の中に放置せず、元のケースに入れ て保管して下さい。●プラスチックケースの上に重いものを置いたり、落としたりすると、ケースが破 損し、ケガをすることがあります。
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