縄田一男編★忠臣蔵コレクション１・２★ 河出文庫
Seller: cosumos5
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| Auction ID: | 1054193645 |
| Original Japanese name: | 縄田一男編★忠臣蔵コレクション１・２★ 河出文庫 |
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Item Description
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| ★商品説明★ | 縄田一男編 「忠臣蔵コレクション１・２」 河出文庫 「忠臣蔵コレクション１ 本伝篇」 １９９３年 １２月 文庫初版 「忠臣蔵コレクション２ 異伝篇」 １９９３年 １２月 文庫初版 定価 各巻 ７００円 ３３９頁、３１３頁 |
| ★著者略歴★ | 縄田一男監修。吉川英治ほか。 |
| ★作品内容★ | 忠臣蔵は誰もが一度は書いてみたいテーマらしい。いろんな作家が書いている。本書ではその中から短編を選りすぐっている。 ＜本伝篇＞ 著名作家による忠臣蔵。大体時系列順に、松の廊下から泉岳寺までを短編でたどる。現代的解釈の忠臣蔵を読み（視）慣れている人にとっては古臭く感じるかもしれない。歌舞伎や講談で有名な”忠”を主題にした捉え方が多い。まあ、著者名を見れば想像がつくが。「弥生十四日」山手樹一郎。討ち入り当日の藩邸。「さむらい魂」海音寺潮五郎。赤穂城での評定。「赤穂城最後の日」木村毅。城引き渡し。「撞木町」船橋聖一。京都時代の内蔵助。「内蔵助道中」平岩廣江。江戸に向かう内蔵助。「浪士慕情」南条範夫。浪士の引き裂かれる心の内。「女間者」国枝完二。吉良邸にもぐりこんだ女たち。討ち入り当日。「雪の子別れ」笹本寅。討ち入り前後。「元禄義挙の翌日」鷲尾雨工。高揚する浪士たち。「べんがら炬燵」吉川英治。切腹までの日常。短編でつないであるのでやはり一度長編を読んでからの方が分かりやすいかも。 ＜異伝篇＞ 誰でも一度は忠臣蔵を書いてみたいのかもしれない。本巻ではその中でも異色作を取り上げている。「元禄１３年」林不忘。あの意見の一年前に起こった逆嫌がらせのパロディ。「上野介の亡霊」早乙女貢。主檄が失敗した後の第2弾が予定されていた、逆臣の大野九郎兵衛の作戦。「薬草の栽培法」星新一。製薬会社の出身の星らしい、赤穂家家臣の思い。「逆臣蔵」小松左京。忠臣蔵は、当時の幕府に忖度して、室町幕府の出来事として人形浄瑠璃、歌舞伎として上演されたのだが、その上野介役にされたのが高師直。その夢の中で、戯作者としての小松左京が語る。「夕立と浪人」戸板康二。歌舞伎の名場面とされる、舞台を工夫して一躍有名になった中村仲蔵。その話。「義士饅頭」村上元三。討ち入りから50年近くたった後、義士の知られざる妻が長屋で生きていたという騒動。「寛平の死」岡本綺堂。捕物帳の元祖半七捕物帳の一変。素人芝居で、寛平役をしていた若旦那が殺される。「柳沢殿の内意」南条範夫。松の廊下で赤穂藩主が切れた理由を大学教授らしい分析で語る。真の原因はいまだにわかっていない。 |
| 状 態 |
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