■極希少資料 美品 1889年(明治22年)!東京府⇒神奈川県西多摩郡調布村成立の手書き古地図(巨大全体地図一式:縦4.3m、横3.5m、村別詳細地図19式) ●1980年頃神田に古書店にて購入しました。大変希少な資料です。西多摩郡調布村(下長淵村、上長淵村、河辺村、千ヶ瀬村)が一時、神奈川県であったことを現在の人々は知らないと思います。神奈川県に入会時の古地図です。購入後、巨大全体地図(【写真参考:4番目、5番】神奈川県西多摩郡調布村 下長淵・上長淵・河辺村・千ヶ瀬 入会秣場図(まぐさばず):縦約4m30cm、横約3m50cm)大き過ぎて開いたことがありません。また、村別詳細地図2式(1式(【写真参考:6番目、7番】下長淵村、上長淵村、河辺村、千ヶ瀬村 四ヶ村 入会秣場図(まぐさばず):縦約1m93cm、横約1m30cm、1式(【写真参考:8番目】上長淵村全図):縦約1m50cm、横約1m60cm)、残り村別詳細地図16式(【写真参考:9番目、10番】各上・下長淵切図):縦約80cm、横約75cm)です。おそらく西多摩郡調布村が管理していましたが、1893年(明治26年)神奈川県⇒東京府に再編入した際に処分した本古地図が何方かの手に渡り、流れ流れ古書店で売られたもとの推測されます。●【状態】所々虫食いがあります。二番目に大きい(縦約1m93cm、横約1m30cm)の一部シミがあります。その他は全体的にはシミや汚れもほとんどなく、年代を考えると綺麗な状態です。(写真にてご判断願います。)●素材:和紙。●手書き地図。●サイズ:(神奈川県西多摩郡調布村 下長淵・上長淵・河辺村・千ヶ瀬 入会秣場図(まぐさばず):縦約4m30cm、横約3m50cm)、(下長淵村、上長淵村、河辺村、千ヶ瀬村 四ヶ村 入会秣場図(まぐさばず):縦約1m93cm、横約1m30cm、(上長淵村全図):縦約1m50cm、横約1m60cm、村別詳細地図16式(各上・下長淵村切図):縦約80cm、横約75cm)です。●【説明】1871年12月25日、東京府のほか現在の関東地方に存在していた各県が廃止され、武蔵国荏原郡と豊島郡、および多摩郡、足立郡、葛飾郡のそれぞれ一部を管轄区域とする東京府が改めて設置されることとなった。ただし多摩郡は横浜に居留する外国人の遊歩区域に一部含まれるとの神奈川県知事・陸奥宗光の上申により、1872年1月3日に全域が神奈川県の管轄とすることに変更された。その後、1889年(明治22年)4月1日町村制施行により、下長淵村、上長淵村、駒木野村、友田村、千ヶ瀬村、河辺村が合併し神奈川県西多摩郡調布村が成立する。なお、1892年(明治25年)、内海忠勝神奈川県知事と富田鐵之助東京府知事は、当時は神奈川県に属していた西多摩郡・南多摩郡・北多摩郡の東京府への移管を井上馨内務卿に建言した。