レアモデルのドイツBRAUN 『アトリエ 1』真空管ラジオ＆レコードプレーヤーと『L1』2ウェイスピーカーです。1957年発売以降『アトリエ 2』まで1年のみの製造モデルです。アトリエシリーズは、SKシリーズの上位モデルで、ラジオ5バンド、外部スピーカー使用でした。本機は1スピーカー仕様、１年後に販売された『アトリエ 2』は2スピーカーにマイナーチェンジされ、サイドパネルをアルミにモデルチェンジモデルチェンジした『アトリエ 3』と続き製造をおえます。本国ドイツでも、１年のみでモデルチェンジしたため製造台数が少ないレアモデル。SKシリーズと同じくケースデザイン、フロントパネルはバウハウスの流れを汲むディーター・ラムス、バウハウス系ウルム造形大学教授ハンス・グジェロ、SK4、5と同じターンテーブルは本家バウハウスで学んだヴィルヘルム・ワーゲンフェルトの3者共作品。1956年『SK4』デビュー時、シンプルで四角い白い箱は、他社オーディオメーカーから『白雪姫の棺』と揶揄されましたが、後にMOMA等数多くのデザインミュージアムに収蔵されました。本品は、ターンテーブルは 摩擦ホイールドライブ、ウエイト、アンチスケーティング機能が無いトーンアームにはクリスタルピックアップが付きます。本品ピックアップは経年劣化したピックアップをオリジナルの外見の風合いを損なわないようセラミックカートリッジに変更。またコンデンサー、真空管等の交換、ボティ再塗装。ラジオはヨーロッパ圏帯のためAM/FM/短波数局のみ受信可能。iPhone、iPod、iPad、Bluetoothレシーバーなどを繋ぐ外部入力ケーブとBluetoothレシーバーをお付けいたしますので出力スピーカーとしてお聴きになれます。横34cmウーハー、縦横9cmの2ウェイスピーカーなので、シングルスピーカーのSKシリーズよりも音響部分は向上しています。トップカバーの右丁番にクラックがありますが、フルオープンにしなければ通常使用に問題ありません。60年以上経つ古いヴィンテージ家電ですので、その点をご理解の上でご入札ください。
● 円安、長引くウクライナ戦争のためドイツ国内でも多くのものが値上げしており、以前出品時よりお高くなっています
※ 本品は50hz仕様ですので、60Hz地域ではアイソレーションレギュレーター(周波数変更機）が必要となります。
● アトリエ 1 【メーカー】：ブラウン 【製造国】：ドイツ 【デザイン】：ディーター・ラムス/ハンス・グジェロ/ヴィルヘルム・ワーゲンフェルト【製造年】：1957～1958年 【サイズ】：横58.5cm 奥29cm 高さ24cm 【仕様】：Bluetoothレシーバー 、iPhone等の外部入力3.5mmケーブル、AMアンテナケーブル、新品替針、コンセント変換プラグ
● L1 メーカー】：ブラウン 【製造国】：ドイツ 【デザイン】：ディーター・ラムス/ハンス・グジェロ 【製造年】：1957～1958年 【サイズ】：横58.5cm 奥29cm 高さ24cm 、ウーハー横34cm 縦18cm、ツイーター 縦横9cm
【ディーター・ラムス】インダストリアデザイナー 1932年～。ドイツのヴィースバーデン生まれ。バウハウスの流れを組むインダストリアルデザインにおける「機能主義」派。 40年近くブラウン社のデザイン部門トップとして活躍。1943年、建築家オットー・アペルのもとで働いた後、ブラウンに入社。1961年よりデザイン部門のディレクターとして1995年まで勤務し、コーヒーメーカー、計算機、ラジオ、オーディオ／ヴィジュアル機器、消費家電等、デザインし、多くはニューヨークのMOMAなど、世界中のさまざまな博物館に収蔵品されている。自らのデザインアプローチを「Weniger, aber besser」（より少なく、しかしより良く）」と語り、彼の哲学とも言える『プロダクトデザインの心得10カ条』は、今も現代のデザイナー達に多大な影響を与えている。現在もデザイン業界において伝説的存在とされており、『iMac』『iPod』『iPhone』をデザインしたAppleのジョナサン・アイブやスティーブ・ジョブズに大きな影響を与えた。
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● 本品は50hz仕様ですので、中部地方より西側60Hz地域ではアイソレーションレギュレーター(周波数変更機）が必要となります。
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