米国ドレーク社製のアマチュア無線用受信機 R-4C用の純正ノイズブランカです。
整備・調整済です。

今では入手が難しくなってしまった製品です。

従来のノイズリミッタ等に比較して大変優れた特性を持つことで高く評価され、発売当時ロラン対策として160メーターDX'erの必需品となりました。

以後の日本製やアメリカ製の受信機やトランシーバーのノイズブランカの手本になったものです。

経験的には、中古で入手した4-NBは調整が必要なものが10割、修理が必要なものが1割程度でした。

修理が必要だったものは、「ノイズのサンプリング部分が正常に動作しないのでノイズのゲートも動作しないけれど、信号はちゃんと聞こえる」というものがほとんどで、 これは、ノイズブランカとしては機能しませんが、信号はそのまま通過するので「一見正常」という状態です。
昨今は、このような個体の流通が増えているのではないかと思われます。

この個体は、調整によって正常動作になったものです。