超稀少!直刀の超豪刀!斬れ味を誇った美濃の名工「兼光」

商品説明
*本商品は銃砲刀剣類所持等取締法第14条に基づき美術品として価値のある刀剣類として都道府県の教育委員会に登録がある刀です。

*落札して購入後、銃砲刀剣類所持等取締法にもとづき都道府県の教育委員会に所有者変更の届出が必要です。

□商品詳細

超稀少!直刀の超豪刀!斬れ味を誇った美濃の名工「兼光」

刃長81㎝、刀身重量1100g、元重約9,5m m!

研ぎ上げ済み!斬れ味抜群!

新調牛裏革巻き同田貫立鼓長柄、実戦肥後居合抜刀拵え入り
鑑賞もOK

銅地無紋金色絵縁頭・銀鍍金真鍮地法具図目貫

銅地雲龍図高彫り大鍔在銘「信家」・誂え銅地ハバキ

黒呂塗り鞘・鯉口弦巻き補強・黒水牛栗形、鐺付き・栗形純綿下げ緒付き

□商品詳細

美濃の名工「兼光」銘の実戦肥後居合抜刀拵え入り在銘刀です。

刃長81㎝、刀身重量約1100gもの稀少な超剛刀です。

「兼光」は美濃関鍛冶の開祖ですが、兼光は同銘数人あり、本作の該当刀工については不詳ですが、茎に十六弁菊花紋が切られていることから、朝廷に受領銘を許された室町期の兼光と思われます。

朝廷の権威による格式は高く、美濃の名工の中でも菊花紋を切ることが許された刀匠はごく一部です。

これだけの長寸刀は奉納刀であることが多いのですが、元重ねは約9,5mm、元幅約33,5mmと腰が強く、比して先重ねは約6mm 、先幅約21mmと切先鋭い、実戦本位の体配となっております。

刃長の短い短刀と違い、焼き入れの段階で多少の反りが入るため、約81㎝の刃長で反り9mmは直刀の刀姿です。

定寸刀との比較画像をご覧ください。直刀としての豪壮な刀姿がよく分かります。
(比較画像の定寸刀は付随しません)

私見ながら幕末にいわゆる「勤皇刀」として使用された大刀かと思われます。

江戸時代は初期の「天草の乱」以降、後期の幕末期まで長く平和な時代が続きました。
鎌倉、室町、戦国時代まで戦場で実際に使用されたのは、対甲冑や多人数戦、乱戦に有利な槍、薙刀、長巻であって、打ち刀は一対一の果たし合いや近接戦で使用され、戦場での使用頻度は多くありませんでした。

そんな中、江戸幕末期は打ち刀が最も多く使用された時代です。羽織、袴に大小二本差しの武士の常装で、市街地における突発的な戦闘という、戦場とは全く違った実戦が多く行われました。

市街地での突発的な近接戦では「突き」の技法が有効だったため、腰元の重ねが厚い堅牢な姿で、反りの少ない長寸の刀が幕末の志士に好まれました。

また、勤皇刀に用いられた刀が反りの少ない、直刀の刀姿を持つのは、思想的には勤王の志を直刀のように「真っ直ぐ」に貫き通す意を表します。

抜き身で約1500g以上あり(家庭用秤を振り切ったため、更に重量はあるかと思います)、普通人には片手で振るのも難しい超豪刀です。

幕末期の成人男子の平均身長は150㎝台と現代に比べて相当小柄ですが、そのような体躯でこのような豪刀を一体どのように操刀したのか興味深いものです。
勤皇派の土佐藩士たちは、反りが少ない長寸で朱鞘の勤皇刀を腰に携え、街を闊歩したそうです。

数百年前の刀ゆえの鍛え傷、埋金の跡ありますが、鍛え傷は素延べ刀ではなく入念に鍛練された証であり、繁慶の作では特色とされており、実用にも何ら問題ありません。

居合試し斬り用研磨で研ぎ上げ済みです。刃切れ、曲がり等ありません。

美濃関の名工、兼光の刀だけに地肌、焼き刃も見事で。刃長81㎝の豪壮な姿は鑑賞にも適しています。

研磨前に依頼者が試し斬りをしたところ、竹、畳表の両方ともが斬れて、斬れ味は大変良いそうです。

外装は新調牛裏革巻き同田貫立鼓長柄、実戦肥後居合抜刀拵え入り。

鞘は極太の堅牢な黒呂塗り鞘。

黒水牛角製栗形、鐺が付きます。栗形には純綿下げ緒付き。

柄前は同田貫用の長柄で約30cmの長さがあり、握りやすい立鼓形となっています。

柄糸は手に馴染む、居合試し斬りに最適な牛裏革巻きで、見栄えよく出し目貫の一貫巻きにしています。
出品に際して新たに柄巻き師に巻直してもらいました。

鮫皮は強固に黒く染めて固めています。

縁頭は居合抜刀用に扱いやすい銅地無紋金色絵縁頭。

目貫は密教の法具であり秘武器でもある三鈷杵と独鈷杵の銀鍍金真鍮地法具図目貫。

鍔は分厚く勇壮な銅地雲龍図高彫り大鍔。在銘「信家」。

ハバキは誂え銅地一重。

武骨な武用刀の拵えは外装だけでも鑑賞して楽しめます。

本刀は名工の貴重な御刀としてだけでなく、刃も立っているのでこのまま試し斬りにも使用できますが、研ぎ上げ後、一度も試し斬りに使用しておらず、実用だけでなく鑑賞用にも適しています。

家伝の宝刀、資料、鑑賞用、居合・試し斬り、コレクションとして如何でしょうか。


種別 刀
銘文 表:兼光
刃長 81cm

反り 0,9㎝
目釘穴 1個
元幅 約33,5mm
先幅  約20mm
元重 約9,5mm
先重 約6mm
刀身重量:約1100g

<拵え>

黒呂塗り鞘・鯉口弦巻き、黒水牛栗形・栗形純綿下げ緒付き

鞘:黒呂塗り鞘・黒水牛角製鐺、栗形付き・弦巻鯉口・栗形下げ緒付き

鍔:銅地雲龍図高彫り大鍔在銘「信家」

柄:同田貫立鼓長柄・新調牛裏革巻き・鮫皮黒染め

縁頭:銅地無紋金色絵縁頭

目貫:銀鍍金真鍮地法具図目貫。

切羽:銅地切羽2枚

ハバキ:誂え銅地一重。

(多少の誤差はご容赦下さい。尚、刀掛けは付随しません)


□注意事項

*落札して購入後、銃砲刀剣類所持等取締法にもとづき都道府県の教育委員会に所有者変更の届出が必要です。

*本商品は銃砲刀剣類所持等取締法第14条に基づき美術品として価値のある刀剣類として都道府県の教育委員会に登録がある刀です。

*落札後はノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセルで宜しくお願いします。

落札後に持論を主張して返金、減額等を求める方がいますが対応しておりません。見解の相違は当然ありますので納得された方のみご入札ください。

*研磨は基本的に美術刀剣研磨ではなく、居合抜刀用研磨なので刀身に微細なスレが残ることもあります。

*登録証などの不正がある場合は返品可能ですが、それ以外の理由では返品は出来ません。

*刀身にわずかなスレやヒケ、よごれ、小疵などある場合がありますので微細な点まで気になる方は入札ご遠慮ください。

*銘の真贋については刀身の画像でご判断ください。目視で確認はしていますが刀匠、研ぎ師、鑑定士レベルでの刀身の曲がり、刃切れについては分かりかねますのでご了承ください。

*柄巻きを牛表革、牛裏革、鹿革、正絹、各色に変更可能です(別途実費のみ必要)。また実用後の仕上げ研磨も比較的格安で請け負いますのでお気軽にご相談ください。

*手持ちの梱包材、段ボールを利用しての発送となりますのでご了承ください。

*着払い発送。運送業者当方指定のみ。



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